Just before release

もうすぐ発売となる「SUKA JACKET 2016」

 

昨年リリースされて、瞬く間に完売してしまった人気のスカジャンがもうすぐ発売になる。

 

昨年発売されたモデルとはカラーリングが異なり、

 

新色が2色。

 

サイズ展開も3サイズと選べる幅が広がった。

 

今年は必ず押さえておきたい、スカジャンを紹介します。

 

 

発売は当初9月末を予定しておりましたが、少し遅れており10月上旬〜中旬を予定しています。

 




スカジャンの歴史は、1940年代の日本から始まる。

 

当時日本では、「洋服」ではなく着物などの「和服」が一般的であった。

 

名前の由来は横須賀ジャンパー。

 

横須賀周辺に駐留したアメリカ軍兵士がお土産用のジャケットに日本をイメージするの刺繍を入れたのが始まり。

 

スーベニアジャケットとも表現される。

 

日本発祥の「洋服」

 

横須賀は発祥の地であって、実際は銀座や上野あたりのお土産屋さんから始まっている。

 

1940年代、銀座や上野にはたくさんの露店が並び、アメリカの兵隊がたくさんいた。

 

それを見た露天の店主がアメリカ人に受けそうなスタジアムジャンバー(スタジャン)のリブ付きのジャケットのデザインをベースに好きな刺繍をカスタム出来るオーダーメイド品として販売をはじめたとされている。

 

当時のカスタム品であるためにヴィンテージでは把握できないほどのデザインが見つかるが、ヴィンテージ品は状態が悪いものが多く、デザインも洗練されたものはごく稀である。さらに自分にあうサイズなどを探したら、ほとんど気にいる物に出会えない。

 

古着の仕事をして約20年、古着のディーラーの経験を持つデザイナーが、数々のスカジャンを見てきて、自分が本当に着たいと思うスカジャンをデザインに約1年かけて制作した。

 

その新色である2016年バージョンが間もなく到着。


まずは全体的なサイズ感。

モデルは182cm 65kg

GRAY×BLACKはsize2を着用
KHAKI BROWN×LIGHT GRAYはsize1を着用


リブ付きのジャケットの性質上、古着では編み地であるリブが縮んでしまって、ウエストが極端に小さくなっていることが多く、全体的なサイズ感が悪いものが多いので、天幅(首まわり)・身幅・袖幅・袖口幅など適度にゆるく、きつくならないサイズ設定にしている。肩はセットイン仕様のパターンではなくラグラン仕様になっているのも、肩が張らずに袖先に向けて生地の「落ち感」が楽しめるようになっている。サイズ展開は前回発売時は2サイズ展開であったが、今回から size3も加わった。


オリジナルで丁寧に編み立てられたコットンのリブは、手にフィットするわけではなく、少し伸びたぐらいのゆるいリブをあらかじめ作っている。締まり過ぎず、大きすぎない適度なリブの感じがVarde77ならではの拘り。

 

リブまでも裏返せば一色に統一され計算されて編み立てられている。


リブ自体はボディーの配色のバランスを考えて、ボディー同様の配色になっており、切り替えの1本ラインが入っている。


両胸に左右対象に刺繍された刺繍糸はボディーのキュプラサテンに対しては本来は糸が太過ぎる。しかしこの太い刺繍糸に拘り、刺繍によってボディー生地が縮むため、計算をして2回裁断を行っている。このキュプラサテンという素材も光沢が強すぎずマット感も併せ持ち、なめらかで着心地がいいのもポイント。




スカジャンはもちろんリバーシブル仕様になっており、

 

裏返せば印象はガラリと変わりすべて1色で統一され、

 

スカジャンとは思えないデザインが逆に新鮮。

 

 

2015年バージョンは裏側は配色になっていたが、今年の2016年バージョンは1色に統一されてアップデートされた。

 

 

昨年サイズで諦めた人や、大きめに着用したい人にとってsize3が追加されたのも嬉しい。




このスカジャンはすべての工程がMade in Japanで行なわれている。

 

 

刺繍部分は海外で施されていることが多く、すべてがMade in Japanで作られるスカジャンは実は珍しい。

 

 

本当の日本の職人の技と、計算され尽くしたパターンワークを是非ご堪能ください。

 

 

サイズや価格の詳細はこちらのページでご覧下さい。

 

SUKA JACKET 2016 KHAKI BROWN × LIGHT GRAY

 

SUKA JACKET 2016 GRAY × BLACK

 



全国のVarde77取り扱い店舗で予約受付中。



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